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グリーン事業●営業

社員インタビュー

グリーン事業は、農業分野のメーカーとして独自のパイプハウスを開発・生産し主力商品としている。また同時に、関連のシステムや農業資材を加えて、代理店様を通じて、農家様や農業法人様向けに販売している。

農家様のご希望を反映したハウスを設計施工して、
代理店様とともにその実現を支える。

社員プロフィール

グリーンサービスセンター 営業

入社4年目。実家はサラリーマンだったが、農業を志して専門学校を卒業し、新卒で農業法人に入社して稲作栽培に従事。給与面でもう少し改善を図りたく転職したが、やはり農業に関係する仕事を志して入社。

農業専門学校に行って、農業法人にも勤めた。農業が好きだった。

「サラリーマン家庭でしたが、ごく普通に農業に興味が湧いて農業専門学校に行き、農業法人に就職しました。60ヘクタールほどの土地に社員4名で稲作をやったんですが、数年やってさすがに収入がきびしくて、そこで転職しました」。
だが、農業に関わる仕事にはこだわっていた。そして、今度は農家様へ販売する側に回ってみたいと、営業の仕事にチャレンジしようと考えたのだ。そこに現れたのが渡辺パイプ・グリーン事業の募集だった。
「希望していた農業と営業が重なった。100%とはいかなかったけど、近づいたと思いました。何しろ好きな農業ですから、天職のようなものですよ。農家様に貢献できるというのが、うれしかったですね」。

一番のお客様は、1億弱のハウス一式(工事付き)に500万クラスのハウス数棟。
小規模から一億弱の大規模なハウスを建設。お客様の要望に沿って様々なご提案をしています。

入社してハウスの部材など商品の基礎知識を学び、いくつか部署を経験してからサービスセンターに異動した。
「大規模ハウスが数棟。その他、中規模ハウスをたくさん建設しました。あとはビニールなどの資材で4割くらいという構成でした。肥料とかは含みませんね」。
一見シンプルに見えるが、建てるにあたって同じハウスは一つもないという。お客様の育てたい作物やそれぞれお考えになっている栽培環境に合わせて、一つひとつ自分なりにプランを出しているのだ。

農家様の戦略に合わせて、多様な機能のハウスを設計していく。

そのプラン作りというのはこうだ。まず、農家様には戦略がある。たとえば、今まで畑で作物を作っていたが、栽培を早くして単価の高い時期に出荷したいという思惑があって、そこでハウス栽培を考えついたとします。
「最初、代理店含め三者で打合せするんですよ、ご希望を聞いてね。すると、場所も決まっていてハウスの敷地の大きさもイメージがある。そこに、最近の異常気象も考慮して、強度の強いものにしたいというリクエストがあったんです。そこで、柱を太くしたり、構造を変えてみたりして見積を提出。ビニールフィルムは紫外線カットかといった要件を出していって見積もるんですね。それを3、4回繰り返して折り合いが付き、注文となりました」。

CADで設計スタート、職人さんに協力してもらい施工管理。一番は納期を守ること。

さて、いよいよハウス作りだ。それには、CAD設計とともに、資材の準備が必要だった。
「まず、自分でやらなきゃならないのが設計で、自社のCADソフトを使って描けば、パーツの一覧も出てくるんです。これをお客様に見せては修正して完成度を上げ、工事の職人さんに渡すわけです。それと同時に、資材の準備が必要なんで、この時はパイプの加工をメーカーに発注し、出来上がったモノを自社工場で加工して現場へ納品しました。さぁ、そうなるといよいよ工事。きっちりと施工管理しながら長くても2週間程度で出来上がります。この一連の期間中、大事なのは作物の植えるタイミングに合わせること。何しろ、直後に作付けがスタートして、最初の収益が上がるわけですから」。
その後は、ご相談などに対応し、雨風への対処などメンテナンスを続けて、お客様との関係を深めて行くことになる。

営業データ
  • お客様の特徴・規模
    直接顧客は代理店で20億規模から個人事業主まで。農家様はエンドユーザー。
  • 一人当たり顧客数
    約20社
  • 主な取扱商品
    パイプハウス、ハウス機能アップ機器、農業資材、肥料
所長インタビュー

農家さんのお困り解決へ、
パイプハウスを軸にソリューションを提供。

グリーンサービスセンター 所長

主力商品はオリジナルの農業用パイプハウス。

グリーン事業の主力商品は、パイプハウスだ。これには、葉物野菜やイチゴなどの栽培用に材料だけ買って自分で組み立てる簡易な一般商品から、大学の研究室・実験場として利用する鉄骨の大掛かりな施設まで幅広く、10万円程度から1億を超えるものまである。中でも、当社が創業以来商品化してきたオリジナル商品は、数千万規模の温室栽培用を標準として、最近では、換気や水耕栽培、生育促進の二酸化炭素放出などさまざまな機能を付随しその自動制御のための商品をラインナップして、最先端のハウス栽培システムも提供できるメーカーという立ち位置。またそれらに加えて、肥料や苗、農業資材など農業のプロ用の商品をトータルにそろえて販売できる強みも持っている。

代理店はパートナー。お客様は農家様や農業法人。

「私たちはパートナーである代理店を通じて農家様へご案内しています。代理店とはメーカーから商品を卸して農協や農家さんに直接売っていく販売店を指し、売上20億規模から個人事業主まであります。つまり、お客様である農家様がハウスを建てたいと思ったら代理店に相談し、代理店から私たちに発注していただくという仕組みです。よって、私たちは代理店に日頃から営業していくことになります」。
当社はパイプハウスではある程度のシェアを持っているので、最近は企業による農業法人や脱サラで新規営農を始める方からの直接の問い合わせも増えている。栽培・耕作など作物作りから相談に乗り、その上でハウスなどの商品をご案内するようにしている。

営業に始まり、ハウスの設計・施工管理まで行う。やりがいは大きい。

営業の仕事は、こういったお客様への営業活動がベースにあるが、主力のハウス(300~1000坪程度)が受注になったらお客様のご要望を元に自ら設計し、専門の職人さんにご協力いただき建設工事の施工管理にも携わって完成させていく。けっこうな大きさの建築物でもあり、できあがった際には満足感を得られるという。また、昨今は異常気象もあって3年補償付きの商品が人気となっている。農家様に対しては、そのお困りごとを解決するための商品開発・提案も大事だし、このような緊急の対応力はさらに重要になってくる。