水と住まいの事業／水工サービスセンター
●商品管理（倉庫内作業・仕入れ業務）
社員インタビュー
水と住まいの事業には、水工、住設、電工、土木、設備の5業態がある。中でも、水工は創業以来の主力事業で、水道用の塩ビ・鉄・ステンレスなどの管材、それらの接続部材、トイレなど衛生器具、ポンプなど設備機器を扱う。お客様はいわゆる町の水道工事店様など。人と人との関係を大切にしながら日々活動している。
社員プロフィール
水工サービスセンター 商品管理
25歳の時、業界・営業未経験でキャリア入社。最初は電力会社に入社し、電柱に登って工事をしていた。その後、パソコンの修理、介護の仕事を経て、運転の仕事がしたいと転職を決意。当初は配送職として入社も、商品管理職へキャリアチェンジをして現在に至る。
未経験での入社だったが、今は商品管理全般を任されるまでに成長。
20代前半までに3つの仕事を経てきたが、運転の仕事に興味がわいたので関連の仕事を探したというのがきっかけだ。
「運送会社も当然考えたんですが、渡辺パイプの仕事は、営業の代理ということもあって人と人との関わりがある点に魅力を感じたんです。今は、在庫・出荷などの商品の流れや、手順を考えたりするのも面白くなってきましたね」。
この仕事には出荷と仕入れ・在庫管理があって、一日の時間配分は出荷作業が6割で、残り4割が在庫管理と仕入れというバランスのルーチンだ。まず、受注したものを出荷するという予定配達を基本に、前日夜から商品の準備（蔵出し）を始め、翌朝スタートする出荷は多いときには1日50件ほどのルート配送となる。そして、徐々に仕入れ・在庫管理を始めるのだが、商品ごとに一定の在庫水準があってその維持も大切な仕事だ。つまり、この仕事は、営業所の商品を全般的に管理し、いかに合理的に動かして生産性高くコストを最低限に抑えるかを目標にしている。
大量の商品の配送ルートを、まるでGoogle Mapのように描き切る。
「うちの営業所ってそもそもボリュームが多いんですよ。お客様の数も配達件数もね。やっぱり、例外的に2サービスセンターの配送をやってると、トラック2台フルに動かしてますからね」。
それもあって、商品管理担当は、前日に配送ルートを練っておおよその原案を決めておくという。そして当日、時間指定の商品と優先すべき現場を考慮してルートを確定し、1日4クールを回すのだ。
「経験を重ねていくとだんだんお客様の資材庫や動いている現場の場所もイメージできるようになってくるので、最近では頭の中がGoogle Mapになってきましたよ（笑）。一番効率のいい回り方もイメージできますからね。だから、今ではイレギュラー対応も、ドライバーさんの負荷にならないよう考えることができるようになりました」。
自分の立てた配送プランが予想通りに達成される。爽快だ。やりがいを感じる。
とにかく、商品の流れをリアルタイムで掴んでおき、倉庫のスペースを考えながら発注を行うことが大切だ。それは、営業担当との密なコミュニケーションと、常に倉庫に足を運んで倉庫状況を把握しておくことこそによってクリアできる。
「やっぱりこうして情報を自分でつかんでそれを元に計画を立てて、それが時間内に予想通りに終了するって爽快でね。モチベーションになりますよ。確かに、イレギュラーなケースもありますけど、それはそれで面白い。やっぱり、自分の知識と経験を重ねることで問題解決力が上がりますし、それは私自身に合ってると思いますね。やりがい感じてます」。
未経験から入社してこの仕事を続けているが、いろいろな事にチャレンジしながら経験を重ねていくことで、今の自分に達していると考えているという。そういう意味では、サービスセンターの全員から教えてもらったことが私の大きな糧になっていると振り返った。
商品管理の仕事は、サービスセンターを安定稼働させるための
縁の下の力持ち。
水工サービスセンター 所長
営業担当が安心して仕事ができるのは、しっかりした在庫管理ができているからこそ。
水工サービスセンターが扱う商品は、水道工事関係の管材やネジ・ジョイント一つから衛生機器、風呂などの設備機器など。その商品をお客様の事務所やその現場に向けて１日おおよそ50件、それぞれに１～10個口の商品を届けている。これら商品の出荷を準備し、ルートを決め、運送業者さんのトラック2台に配送を依頼する。その一方で、商品の仕入れと在庫管理をコントロールして安定的に商品を提供するのが商品管理の仕事だ。
「入社したらまず、営業も商品管理も最初は倉庫に入ってピッキングと倉庫整理、そして仕入れをやってもらいながら、まず商品と仕入先を覚えていきます。また、そこに書いてあるお客様の名前を見て徐々に覚えていっていただくんです。なので、当社では未経験で入社してもしっかり成長していけるのが特徴です」。
