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RECRUITMENT

水と住まいの事業/水工サービスセンター
●事務

社員インタビュー

水と住まいの事業には、水工、住設、電工、土木、設備の5業態がある。中でも、水工は創業以来の主力事業で、水道用の塩ビ・鉄・ステンレスなどの管材、それらの接続部材、トイレなど衛生器具、ポンプなど設備機器を扱う。お客様はいわゆる町の水道工事店様や設備会社様など。人と人との関係を大切にしながら日々活動している。

お客様にも、システムにも対応して、事務を自分の仕事にする。

社員プロフィール

水工サービスセンター 事務

2018年入社。最初の仕事は保育士だったが1年で退職し、事務職の派遣に。最初の派遣先が当社だった。家に近くて定時で上がれるということで決めた。以来2年間は派遣で、その後正社員に。

入社動機は、通勤が近いことと仕事が定時で終了になること。

「学校出て最初についた保育士の仕事がけっこう大変で、いろいろ家に持ち帰ったりもあって切り替えがむずかしかったんですね。なので1年で辞めて派遣になって、事務職をすることになりました。今の会社はその最初の職場だったんですけど、近くて定時というのが決め手でした。でも、とにかく働きやすかったですね。みんなもそうだけど、とくに女性の大先輩がいてとっても優しくてね。ご飯もプライベートで行ったり。だから、2年目で正社員にって言われて、二つ返事でした。

システムを使いこなすまで1年、お客様の現場用語を理解するのも1年。

入社当時の仕事は、営業が受けたお客様の発注を自社のシステムに入力する受注入力だった。そして、来客対応だ。ボリュームがあるので発注時間に注意しにいといけない。メーカーごとに時間を区切っては順番に打ち込む。
「1年くらいはかかりましたけど、慣れてくると打ち込みながら電話を取れるようにもなりました。電話はお客様やメーカーさんからで、在庫や発注の確認とか注文だったり、商品の問合せですね。まぁ、最初は商品名もわからないし、ひたすらメモりました。それを営業に渡す。お客様も『ひょっとこエルボー』とか、特別な言い方なんでそのまま書いてたら、営業は分かるんですよ。いや~、最初は電話に苦労しました。それも1年経ったらもう大丈夫」。

見積りシステムでキッチンのプランを作るのも仕事、これは楽しい。

一方、メーカーのシステムをフルに使って見積りから、設備構成のプランを画面上で作る仕事があり、彼女はそのスペシャリストでもある。よって、このメーカーへの相当量の発注をすべて担当しているという。
「営業からキッチンとかユニットバスなど機器のグレードの指示を受けて、プレゼン用に作るんですよ。楽しいですね、自分で色合いなんかを決めるんです。でも、これは時間もかかるので、午後からの仕事にしていますね」。
その一方、午前中には、管材系の発注をサクサク進めているという。また、月末には請求業務がある。お客様への請求内容のチェックだが、ここは一つたりともミスできないので、所長とダブルでチェックし慎重に進めている。

事務の基本業務に加えて、ベテラン事務には新人教育もある。

「隣の席がずっと新人くんでして、営業のことはさておいて電話対応やシステムを教えたり、声をかけたり、けっこう面倒見てましたね。それに、新人かどうかに限らず大変な人は助けてあげないといけないので、周りの様子をよく見てます。そういう意味では、うちの営業所はやっぱりチームっていう感じかな。結局、みんな優しいんだと思いますよ」。
けれども、その一方で自分の1日の仕事は自分で組み立てていくんだという。やりようは自分次第だ。
「そういった意味でも働きやすいです。それに有給とか産休・育休も充実しているし、今、ずっと働きたいと思っていますよ」。

所長インタビュー

営業のフォローを念頭に、営業所で一番頼りになってほしい。

水工サービスセンター 所長

大都市圏型の営業所は、お客様も商品も水工にとどまらない。

水工部門は、渡辺パイプの創業来の事業として当社の中核であり、当社の強みを生み出してきた部門だ。そして、その強みを発揮するために、営業活動の中で渡辺パイプらしい独自の働き方を磨いてきたと言ってもいい。
「この地域は大都市圏というのもあって営業所にスタッフが16名、営業8名に事務3名、配送・倉庫などで4名、そして所長と、かなり大きい所帯です。しかも、20代~30代が中心と若いのも特徴ですね。お客様は、水道工事店様が中心ですが、やや大きい設備系のリフォーム店様などの住設系や電気店様とけっこう多様です。だから、商品も管材をはじめキッチンなど水周り設備はもちろん、照明とかケーブル、エアコンといった電材や建具もあり、多岐にわたります。最近では、水工の営業所なのにリノベーションが売上上位にきて、住設商品のシェアが異様に高くなっているんです。これも地域事情ですね」。

お客様とのつながりを深めてほしい。営業にも、事務にも。

そういうニーズに応えて行くには、営業にも多様な商品知識が欠かせない。若い世代が多い中、そこには苦労が多いというが、逆に遠慮なくお客様に教えていただくことも有りで、そういった人間関係は大事になってくる。
「それを基本にして、お客様の情報を元に営業活動を進めるのは競争の激しい大都市圏では大切ですからね。とはいえ、仕事量が多いので、テキパキと目の前の仕事をさばく力が必要です。それを営業に任せてしまうのも難しくてね。やっぱり外に出てお客様との関係をつないでいってほしいですから、事務の方にはバックアップやフォローを求めたいんですよ」。
事務には営業の補佐というか、まさに営業のできない業務をさばいてもらいたいというのだ。具体的には、お客様からかかってきた電話問合せや受発注に対応できるスキル、そしてメーカーのシステムへの対応が望まれるという。

幸い、超ベテランをはじめ3名もの事務がいて、対応力は強力だ。

「うちの事務は商品知識をベースにお客様への電話対応は的確だし、一方、大手メーカーさんの商品企画と見積りのシステムを使って図面やカタログを準備してもらっていますね。もちろん、導入していきなりっていうのは無理ですから徐々にという感じですが、とくにうちの2人はもうベテラン。彼女たちがいなければ、業務はまったく進まないですよ」。
縁の下の力持ちではないが、ずいぶん助けてもらっていると所長も言う。営業側が若く、しかも毎年新人が入ってくるという中、その教育にも力を貸してもらったり、営業所運営の重要な戦力にもなっている。
「やっぱりコミュニケーションをきっちりとることが大事でね。仕事のボリュームの変化もあるし、問題点を聞いて改善したり、こちらからの要望を伝えたり、事務の方は大事にしていかないといけないですよ」。