事業紹介キャリア採用

キャリア採用
RECRUITMENT

水と住まいの事業/パイプシステム工業
●加工

社員インタビュー

パイプシステム工業は、当社グループの関連会社で、主に当社のメイン事業とは別の流通形態で大手の住宅メーカー様などをお客様とする営業部門を支えて、キッチンやシステムバスなど住宅向けの給排水設備の配管材を加工し、納入しているグループ会社です。

加工を中心に入出荷・梱包やチームメンバーのフォローまで。いろいろやれて楽しい。

プロフィール

パイプシステム工業 加工

前職は、物流会社の倉庫担当。その後、当社に入社したが、3年余りで退職。再び物流会社で働くも、再度、当社に入社して、リーダー的な仕事を担当する。

加工の仕事に加えて、入出荷や梱包、人のフォローと、仕事に幅があっていい。

何の縁があってか、当社には2回入社している。最初の入社では、仕事は気に入ったが役割にプレッシャーを感じて退職。でも、行った転職先が合わず、辞職願いを出したそのタイミングで当社からの誘いがあり、再度入社となったのだ。
「最初の時も、先輩にはよくしてもらってたんですけどね。ちょっと苦労しましたよ。身体的にっていうより、管理的な仕事が慣れなくて。だけど、当時からこの加工の仕事っていうのが意外と面白くてね。それに、加工だけじゃなくて、以前の倉庫管理のように入出荷とか事務的な作業とかいくつかの業務があって、いろいろまたいで仕事できたのが良かったんですね。だからね、戻って来ないかって声掛けられて、自分の苦手なところもわかってもらえたんで、2つ返事でしたよ」。

現場をよく見て、スタッフをしっかりフォローして、全体をコントロールしていく。

復帰して今、工場の現場業務が70%で、パイプカットの作業そのものはスタッフに任せているが、そのスタッフの仕事の進み具合を見ながらフォローしたり配置を変えたり、作業の段取りを設定、確認、変更したりと多様で全般的だ。とはいえ、もっぱらコントロールに重点があって、マネジメントするという部分は上司に預けている。
「やっぱり管理となると計画に沿って上とのやり取りとかあるじゃないですか。それはもう上司にお任せして、私は黒子的に、でも、現場はしっかりフォローするという形でやらせてもらってます」。 そして、残り30%は、部材の入荷のチェックや、現場ごとにプレカットした製品と必要な部材を必要な数だけ梱包し出荷する作業だ。特に、この梱包工程は最終段階なので、加工指示書に沿って間違いなくできているかのチェックも兼ねている。こういった一連の流れが円滑に進むほど気持ちのいいことはないという。

障がい者雇用の方の得意・不得意を見極めながら、みんなに全部の仕事ができるようになってほしい。

また、スタッフのフォローといった点で言うと、基本は自主的にやってもらうことを大事にしながら、分担作業のそれぞれを全員ができるようになってほしいと言う。というのも、そうすれば誰が抜けても一連の作業が止まることを避けられるからだ。
「スタッフの半分は障がい者雇用の方たちですけど、人によってできることに個人差があります。そのあたりをよく見て、少しずつでもいいのでみんなにできるだけいろいろなことをやれるようになってほしいですね。それについては、周りが意見やアドバイスを言ってくれるし、それを聞いていていろいろとやり方を変えたり、みんながけっこう前向きに取り組んでいるんですよ」。
そういう活動が現場で定着するようマネジャーもリーダークラスも気遣っていて、社内の風通しの良さは自慢でもあるようだ。

業務データ
  • お客様・仕入先の特徴・規模
    大手住宅メーカー様
  • 業務内容
    住宅用配管用パイプのプレカット作業。入荷および梱包・出荷の管理。
  • 業務量
    数十世帯分の住宅に必要な各種パイプをプレカットし、関連部品も整える。
上司インタビュー

住宅用配管用パイプのプレカット工場。大手のお客様に20年の実績。

パイプシステム工業

大手住宅メーカーをお客様に、住宅用配管用パイプのプレカット・サービスを提供。

パイプシステム工業は、大手住宅メーカーのお客様向けに、戸建てや集合住宅の給排水・給湯設備の各種配管用パイプをプレカットして提供しています。つまり、現場で施工しやすいように、それぞれの住宅ごとに必要な配管をその種類や長さなど加工要件に沿って工場で事前に加工しているのです。また、加えて、その施工に必要な関連部品なども整えて住宅一軒分、集合住宅一棟分をセットにして梱包し、全国の工事現場に送っています。設立は約20年前、大手のお客様がこれら作業の合理化に悩んでいらっしゃったのを機に、当社がこの一連の工程をサービス化して新たに関連会社と工場を作ったのでした。以来、サービスは拡大し、現在、3工場を有して全国に展開、実に年間数万棟に上る加工を施して工事現場に届けています。

作業手順は、パイプのプレカット機操作、部材ピッキング、梱包と、シンプル。

工場における作業の流れを説明しましょう。まず、お客様のオーダーは指示書にあり、送られてきます。加工とは樹脂パイプのカットのことを言い、最初に、営業がメーカーから仕入れた巻き取った状態の各種樹脂パイプを準備して工場のプレカット機械に装着し、指示にある長さ、7m~15m、1軒分だとおよそ60mといったようにカットしていくシンプルな作業です。これをだいたい1日に数十件...数十軒分を進めます。また、並行して、施工の際に必要な継ぎ手などの部品を、倉庫の在庫からピッキングして同梱し発送します。これらの作業を、一つの工場なら10数名程度のスタッフが分担して対応するのです。また、これらの作業の途中には、品質管理の工程もあり、メーカー指定の加工方法やスペックになっているか、水漏れしないかなどをチェックしています。

黙々と集中して働ける環境、障碍がい者雇用の方もスタッフの半数に。

慣れるまでは、およそ3か月くらい。仕事内容を理解して基本的な操作や作業はできるようになります。ただ、一定のスピードも必要なので、そこまでは1年くらいかかることもあります。技術的な熟練は、そういったスピードを出せるかどうかといった点になるでしょう。障がいをお持ちの方も活躍していただいていて、社員の約半数くらいはいらっしゃいます。比較的シンプルな作業ですので、工場の中で黙々と集中してできるのがいいという方も少なくないようですし、部材の種類に興味を持ったのでという方もいらっしゃいます。社内は少人数なので協力しながら進めるのが当社らしい進め方ですので、穏やかですし気の置けない雰囲気もあって、上司も先輩も親切丁寧な対応を心がけています。